皆さんはどれほど自分の皮膚の構造をご存知だろうか?
私たちは化粧品を塗るスキンケアさえしていれば、いつかはお肌がキレイになると盲信しています。しかし、市販されている激安の化粧品には有害な成分やお肌に刺激を与える成分が入っていることがとても多いです。
なので、化粧品の問題を突き止めるためにも、まずは皮膚の構造を知ることが大切なのです。
皮脂膜・角質細胞・細胞間物質
私たちの肌の皮膚は「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の三つから成り立っています。
また、表皮をさらにわかりやすく分けたものが「角質層」、「角質以下の表皮」です。
角質層:外部からの異物や化学物質の侵入を防いで、肌に取り組んだ水分の蒸発を防ぐバリア機能を持つのが角質層です。
角質以下の表皮:レンガのように整列したものです。
多くの女性は、分子量が大きい、水溶性の成分がお肌になじむようにスキンケアする。
外からの異物や化学物質を侵入させない構造に近い皮膚には化粧品は入り込まないのです。
しかし、皮膚本来の強固なバリア機能を破る方法もあります。
現在の化粧品は、有効成分と呼ばれる物質を皮膚の奥の奥まで届けるために合成界面活性剤が用いられています。
化粧品の有効成分だけでなく、有害成分も簡単に侵入することがネックで、乾燥肌になってしまうリスクがあります。
肌本来の力を考えると、お肌に何かを取り入れる方がおかしいのです。